昔から動物が大好きなオーナーは、馬のお世話の一環で馬を輸送をするためにトラックの免許を取得したことがキッカケで、運送屋さんのお手伝いをすることに。
そしていつのまにか、会社を任せてもらえるまでになったのですが、事務所には「動物ほっとけない性」の影響で、保護犬や保護猫が十数匹いることもありました。
やがて、世の中に蔓延したコロナの影響で学校がお休みになり、自粛自粛でお出掛けできずにいた近所の子どもたちが会社の事務所に遊びに来てくれるようになりました。
毎日のように足を運び、犬猫たちのお世話や遊び相手をしてくれたのです。
そして、学校が再開されてすぐ、遊びに来てくれていた子どもたちの中の1人のお母様からお手紙をいただきました。
『いつも子供たちがお世話になって、ありがとうございます。わんちゃんや猫ちゃんたちと触れ合えることに子どもたちはとても喜んでいました。家に帰ってきて家族との夕ご飯の時間には、「あの仔とこんなことをしたよ」「こんなことができるようになったんだ」などと、その日のできごとを楽しそうに話してくれました。おかげさまで自粛や仕事で子供たちをどこにも連れて出かけられない中にも関わらず、親子のコミュニケーションを図ることができました。とてもステキな時間をありがとうございました。』
「動物が怖い」「汚い」「良く分からない」という理由で子どもたちが動物離れしていくのが、以前から気になっていました。
様々な暗いニュース、賃貸住まい、アレルギーが原因で、動物に触ることはおろか見る機会も減ってしまったのが原因だと考えています。
そのため、いただいたお手紙の内容はとても嬉しかったのです!
動物は、ふわふわしていてあったかいんです。
触れたときに伝わるその感触が、命の大切さや相手を思いやる心、寄り添うことで感じられる癒しなど、人間としての一番忘れてはいけない大切な部分を教えてくれる存在なのです。
今回、自粛などで遊び場を失った子どもたちが体験したように、もっとたくさんの人たちに、動物と触れ合う機会をご提供したい!大切なことを伝えたい!
そんな想いで、まだまだ感染症が蔓延る2021年12月に“With わんっ!”をオープンしました。